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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』英語吹き替え版で学ぶ!英語表現【4話】

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アニメで学ぶ英語表現

京都アニメーションの名作アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の英語吹き替え版から、英語表現を学びます。

今回は4の内容から、気になった表現をピックアップしています。

英語がそれほど得意な方でもわかるように、比較的丁寧に英語表現を説明しています。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン英語吹き替え版Netflixで見ることができます。
可能であれば、Netflixで確認しながら記事を読んでくださいね。

英語吹き替え版のBlue-rayもあるので、コアなファンの方は買ってみてもいいかもしれません。


ヴァイオレット「お客様がお望みならどこでも駆けつけます 自動手記人形サービス ヴァイオレットエヴァーガーデンです」(4話・6分6秒ごろ)

If it is your wish, I will travel anywhere to meet you. I am an auto memories doll. My name is Violet Evergarden.

単語&フレーズ

wish願い
travel行く
anywhereどこでも
auto自動
memory記録
doll人形

解説

wish は「願い」という名詞です。動詞で「〜したい」「〜になってほしい」や仮定法で「〜できたらよかったのに」といった意味で頻繁に使われます。

I wish I could play the piano.
ピアノが弾けたらよかったのに。

If it is your wish は「もしあなたの願いなら」ということです。「お望みなら」ということですね。

I will travel anywhereなので「どこでも行きます」と言っています。
to meet youなので「お客様に会うために」です。この場合のyouは「あなた」ではなく一般的な「人」を表すときに使われるyouです。

auto memory dollは「自動手記人形」です。作中で手紙を代筆する仕事をしている女の子のことです。
この作中だけで出てくる言葉なので、深く考えないで大丈夫です。


日本語訳(一例)

もしお望みなら、お客様にお会いするためにどこへでも行きます。私は自動手記人形です。名前はヴァイオレット・エヴァーガーデンといいます。

ヴァイオレット「誰もが全ての思いを口にするわけではなく、裏腹だったり、嘘をつく場合もあり正確に把握するのは私にはとても困難なのです」(4話・14分34秒ごろ〜)

Not everyone chooses to say exactly how they feel.
They sometimes say the opposite or even lie about it.
It’s very difficult for me to accurately understand them.

単語&フレーズ

choose to〜することを選ぶ
exactly正確に
howどのように
feel感じる
opposite反対の
even~でさえ
lie嘘をつく
accurately正確に
understand理解する

解説

Not everyone chooses to say exactly how they feel. は「誰もが自分の気持ちを正確に言うことを選ぶわけではない」と言っています。

choose to V は「〜することを選択する」という意味です。

how they feelは「どのように彼らが感じるか」つまり「彼らの気持ち」です。
how S feelで「気持ち」という意味になるので覚えておくと便利です。

このtheyはeveryoneを指しています。

They sometimes say the opposite or even lie about it. は「彼らはときどき、反対のことを言ったり嘘をついたりさえする」という意味です。

このtheyもeveryoneを指しています。

oppositeは「反対の」という意味です。
the oppositeで「反対のこと」という名詞になります。

the + 形容詞 で「〜なこと」という名詞になります。
例えば、the beautiful で「美しい人」「美しいもの」という意味です。

evenは意味を考える意味ではそこまで考えなくてもいいですが、「〜でさえ」という訳になります。

lieは「嘘をつく」という意味です。「ライアーゲーム」の「ライアー」はlier(嘘つき)という単語から来ています。

lie about itで「それについて嘘をつく」という意味です。itは how they feelを表しており、「気持ち」のことです。

It’s very difficult for me to accurately understand them.は「私にはそれらを正確に理解することはとても難しい」という意味です。

It is <形容詞> for 人 to V で「人にとって、Vすることは<形容詞>だ」という意味です。
非常によく使う構文です。

It is difficult for me to throw a ball at 170 kilometers per hour.
私には時速170キロのボールを投げることは難しい

accuratelyは「正確に」です。先ほどのexactlyとだいたい同じ意味です。accurate「正確な」という形容詞が副詞になった形です。

日本語訳(一例)

誰もが自分の気持ちを正確に言うことを選ぶわけではない。
彼らはときどき、反対のことを言ったり嘘をついたりさえする。
私にはそれらを正確に理解することはとても難しいのです。

ギルベルト「ヴァイオレットだ 成長すればきっと君はその名前にふさわしい女性になる 君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」(4話・21分54秒ごろ)

Violet… Your name’s Violet.
Have a feeling you’ll grow into it when you’re older.
You will become a person fitting of that name and not just a tool.

単語&フレーズ

feeling感覚
grow into成長して〜になる
when〜の時
older歳をとった
become〜になる
fitふさわしい
justただの
tool道具

解説

最初の文は君の名前はヴァイオレットだ、と言っていますね。

Have a feeling you’ll grow into it when you’re older.は「君が大人になったときに、その名前にふさわしくなっていく気がする」という意味です。

まず、いきなりhaveから始まっているため、「主語ねーじゃん!」と思われるかもしれません。
それは正解です。

英語でも明らかな時はたまーに主語を省略することがあります。皆さんは基本的にしない方が無難だと思います。

feelingは「感覚」という意味で、「〜の気がする」といった意味でも使います。
a feeling <you’ll grow into it….>で、you’ll 以下はfeelingを修飾しています。

grow into it のit はVioletという名前です。
grow intoは「成長して〜になっていく」「成長するにつれて〜に適応していく」といった意味です。

ちょっと難しいですが、ここでは「Violetという名前に成長するにつれて適応していく」、すなわち「名前がふさわしくなっていく」ということを表しています。

when you’re older は「あなたが歳をとった時」です。
oldだと「老けた時」ですが、olderなので「今より歳をとった時」です。

ヴァイオレットはまだ少女なので、「大人になった時」や「大きくなった時」くらいの意味です。

You will become a person fitting of that name and not just a tool.は「君はただの道具ではなく、その名前が相応しい人物になるだろう」という意味です。

fitting of that name で「その名前にふさわしい」「その名前が似合う」という意味です。
personを後ろから修飾するためにing形を使っています。

fitは日本語でも言いますが「フィットする」です。「合う」「適応する」「似合う」などの意味になります。

You will become a person fitting of that name and not just a tool.

andは a person fitting…. と a tool を繋いでいます。
つまり、最後のnot just a tool は省略しなければYou will become not just a toolということです。

日本語訳(一例)

君の名前はヴァイオレットだ。
君が大人になったときに、その名前にふさわしくなっていく気がする。
君はただの道具ではなく、その名前が似合う人物になるだろう

まとめ

今回はアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の英語吹き替え版の4話から英語表現を3つ紹介しました。

次回は5、6話くらいの内容をやっていきます。筆者が一番好きなのは5話なので、次回もご覧ください。

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