京都アニメーションの名作アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の英語吹き替え版から、英語表現を学びます。
今回は1話から3話までの内容から、気になった表現をピックアップしています。
比較的丁寧に英語表現を説明しています。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの英語吹き替え版はNetflixで見ることができます。
可能であれば、Netflixで確認しながら記事を読んでくださいね。
英語吹き替え版のBlue-rayもあるので、コアなファンの方は買ってみてもいいかもしれません。
- ヴァイオレット「少佐の瞳があります 少佐の瞳と同じ色です これを見たときのこういうのを何と言うのでしょう?」(1話・24秒ごろ~)
- ヴァイオレット「知りたいのです!「愛してる」を知りたいのです 少佐は最後の命令の後にその言葉を私におっしゃいました」(1話・11分25秒ごろ~)
- カトレア「言葉には裏と表があるの口に出したことが全てじゃないの人の弱いところね」(2話・15分17秒ごろ~)
- ローザンテ「良きドールとは人が話している言葉の中から伝えたい本当の心をすくいあげるもの」(3話・20分56秒ごろ~)
- ルクリア「時に手紙はたくさんの美しい言葉を並べるより一言だけで大切な気持ちを伝えることができるのです」(3話・21分35秒ごろ)
- まとめ
ヴァイオレット「少佐の瞳があります 少佐の瞳と同じ色です これを見たときのこういうのを何と言うのでしょう?」(1話・24秒ごろ~)
単語&フレーズ
same A as B | Bと同じA |
way | こと 〜の仕方 |
felt | 感じた(feelの過去形) |
saw | 見た(seeの過去形) |
call | 呼ぶ |
解説
It’s the same color as your eyes. で「それはあなたの目と同じ色だ」と言っています。
same A as Bで 「Bと同じA」という意味ですね。
same as ⚪︎ で「⚪︎と同じ」という表現を覚えておきましょう。
My favorite color is the same as my sister’s.
私の好きな色は姉のと同じです。
The way I felt when I saw this,で「これをみた時に私が感じたこと」という意味です。
wayは「方法」という意味ですが、ざっくりと「〜の仕方」くらいの意味で使えます。
feltは「感じた」 、when I saw this で「これをみた時」なので、
「これをみた時の私の感じ方」→「私がこれをみた時に感じたこと」という訳になります。
ただ、実際に筆者が聞く際はそこまで考えておらず、ざっくりと「こと」くらいで訳して聞いています。
What is it called? は「それはどのように呼ばれるか」という意味です。
It is called ⚪︎ という形にwhatが入って疑問文になり、 What is it called? になっています。
ヴァイオレット「知りたいのです!「愛してる」を知りたいのです 少佐は最後の命令の後にその言葉を私におっしゃいました」(1話・11分25秒ごろ~)
単語&フレーズ
just | ただ |
major | 少佐 |
those | それらの |
order | 命令 |
解説
I just want to know “I love you”. で「“愛してる”をただ知りたい」と言っています。
What does it mean?は「それは何を意味するのか」と言っています。
日常会話でも「どういう意味?」や「何言ってんの」という意味で使います。
The major said those words to me after he gave me my last orders.はちょっと長いので少しずつ考えてみましょう。
The major said those words to me で「少佐はそれらの言葉を私に言った」です。
majorは「少佐」という意味です。おそらく、「専攻」という意味で使う方が多いです。
after he gave me my last orders.は「彼が私に最後の命令を与えた後」です。
orderは「注文」が有名ですが、「命令」という意味があります。
他にも「順序」とか「秩序」などの意味があります。多義語として要注意です。
カトレア「言葉には裏と表があるの口に出したことが全てじゃないの人の弱いところね」(2話・15分17秒ごろ~)
単語&フレーズ
interpret | 解釈する |
different ways | 様々な方法で |
themselves | それら自体 |
whole story | 事情の全て |
weakness | 弱さ |
human | 人間 |
解説
Words can be interpreted different ways. は「言葉は様々な形で解釈できます」という意味ですね。
interpretは「解釈する」という意味です。interpreterは「通訳」という意味ですね。
The words themselves don’t tell the whole story.は「言葉それ自体は全てを伝えるわけではない」という意味です。
tellは人以外にも使えますので、覚えておきましょう。
It’s a weakness of humans.は「それは人間の弱さです」という意味ですね。
ローザンテ「良きドールとは人が話している言葉の中から伝えたい本当の心をすくいあげるもの」(3話・20分56秒ごろ~)
単語&フレーズ
admirable | 立派な |
doll | ドール(作中での「自動手記人形」) |
must | 〜すべき |
true | 本当の |
client | 客 |
wish to | ~したい |
communicate | 伝える |
解説
長い文なのでちょっと難しいですね。
以下のように、the client〜communicateがthe true feelingsの修飾になっています。
An admirable doll must find the true feelings <the client wishes to communicate> from the words they tell you.
An admirable doll must find the true feelings は「素晴らしいドールは、本当の気持ちを見つけなければならない」という意味です。
どんな「本当の気持ち」なのかが続きで説明されています。
the true feeling the client wishes to communicate なので、「お客様が伝えたい本当の気持ち」です。
communicateの目的語がthe true feelingです。
from the words they tell you.なので、「彼らが伝えた言葉から」です。
theyはclientを指しています。
they tell youがwordsを修飾しています。
ルクリア「時に手紙はたくさんの美しい言葉を並べるより一言だけで大切な気持ちを伝えることができるのです」(3話・21分35秒ごろ)
単語&フレーズ
sometimes | 時々 |
convey | 伝達する |
important | 重要な |
a few | 少しの |
without need for | ~の必要なく |
flowery embellishment | きらびやかな装飾 |
解説
Sometimes a letter can convey an important feeling in a few words は「時に、手紙はわずかな言葉で大切な気持ちを伝えることができる」という意味です。
conveyは「伝達する」という意味です。
a few は「少しの」という意味です。ちなみに、quite a fewは「かなり多くの」という意味です。ややこしいですね。
without the need for flowery embellishmentは「きらびやかな装飾の必要なく」という意味です。
floweryは「花飾りの」という意味ですが、「きらびやかな」という意味もあります。
embellishmentは「装飾」という意味です。手芸などの装飾に使われる単語です。
※訳を修正しました。(6月14日)
まとめ
今回はアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の英語吹き替え版の1話〜3話に出てくる英語表現を紹介しました。
素晴らしいアニメで、使っている英語もそれほど難しくないので、もしよければ見てみてくださいね。
It’s your eyes. It’s the same color as your eyes. The way I felt when I saw this, this feeling, what is it called?