この度、長年愛用していたWindowsのノートPCが壊れそうだったので、SSDを取り出して外付けSSDとして有効活用してみました。
その時の方法などを書いていきます。
ノートパソコンのデータの復旧にも使えますよ!!
ノートパソコンのSSDを再利用するメリット
ノートパソコンのSSDを外付けSSDとして再利用するメリットはたくさんあります。
- パソコンを廃棄する際にデータを消す必要がない。
- 廃棄したパソコンのデータが悪用されるリスクがほぼなくなり、セキュリティ的にも安全。
- バックアップを忘れていたデータを復旧できる。
- データを保存する場所が追加で確保できる。
ノートパソコンのカバーを外して、SSDを取り出す
慣れていない方は、廃棄予定のパソコンを使うようにしてください。
まず、ノートパソコンのカバーを外します。
大抵のノートパソコンはドライバーでネジを取ってカバーを開けるだけです。
ノートパソコンの種類によってやり方は変わるので、わからない方は「(型番)+ 分解」などで検索をかけてもいいかもしれません。
ちなみに私が使ったのは Acerの Switch Alpha 12 型番:SA5-271P-A58U/S です。
タッチパネル式のタブレット型PCなので、少し大変でした。
パソコンの廃棄について
残ったパソコンは自治体、業者などに回収してもらいましょう。
自治体のページを参照してください。
SSDを取り出して、種類を確認する
SSDの取り出し
SSDを丁寧に取り外します。長方形で端に端子がついているものです。
SSDの種類の確認
取り出したSSDの端子の形を確認しましょう。
基本的に、左右に切れ込みがあるものがSATAと呼ばれる規格です。(現在主流)
切れ込みが一つのものは、MVMeと呼ばれる規格です。
SSDに書いてる場合もあるので、書いてある場合はそれを見ましょう。
mSATAという規格もありますが、ほぼ現在では使われていないので、気にする必要はあまりないと思います。
厳密に知りたい方はSSDに書いてある型番で調べましょう。
外付けSSDケースを用意する
取り出したSSDを入れるためのケースを用意しましょう。
SATAの場合
私のSSDはSATAだったのでこちらの商品を買いました。
MVMeの場合
MVMeに対応している商品を購入しましょう。SATAのものより少し高くなります。
取り出したSSDをケースにセットする
ここからは、先ほど紹介した商品で説明します。
こちらが先ほど紹介したSSDケースです。
フタにネジがついているので、付属のドライバーで外します。
中から、SSDをセットするための基盤が出てきます。
ここにSSDを差し込みます。SSDの説明書きが見える向きで差し込みましょう。少し斜めから入れるのがコツです。
少しはまりにくいですが、無理に力を加えないようにしてください。
入ったらネジで止めて、元のケースに入れて、蓋をすれば完成です。
USBでパソコンに接続する
パソコンにUSBで接続します。問題なければ、接続したSSDがエクスプローラーに表示されているはずです。
今回はAcer(D)と表示されています。(前のノートPCがAcerでした。)USBを抜き差しすれば、どれが新しいSSDか分かると思います。
さいごに
今回は、ノートパソコンのSSDを外付けのSSDとして再利用する方法をご紹介しました。
前のパソコンのデータを残し、かつ保存用のディスクも追加できるため、非常に便利です。
是非、廃棄を考えているノートPCなどがあればやってみてください。