アニメ「とある科学の超電磁砲」の英語吹き替え版から英語を学ぶ記事です。
アニメのセリフから、英単語やフレーズなどを勉強していきましょう!
佐天「って言ってもさ、それってただ女子校が集まってるだけの街でしょ?」(2分47秒ごろ〜)
単語&フレーズ
fancy | 手の込んだ |
cluster | 集まる |
解説
「学舎の園」について言及する佐天さんのセリフ。
ここでは、「って言ってもさ」を意訳しています。
I don’t know why~ で「なぜ〜か分からない」と言っていますね。
この後のtheyは「人々」という意味で、特に誰かを特定するわけではなく、peopleと同じ意味です。
fancy は「手の込んだ」「高級の」「(手が込んでいて)複雑な」という意味です。
動詞では「想像する」「好む」、名詞では「想像」「気まぐれ」といった意味もあります。
作中でもちょくちょく出てきている単語ですね。
where 以下は area を修飾しています。
cluster は 「集まる」「集団」という意味です。「クラスター感染」は「集団」で感染することですね。
girls’はgirlsの所有格、すなわち「女の子たちの」です。複数形のsと所有格の’sがセットになった形です。
最後の ,you know は「〜だよね」と問いかける表現です。以前も紹介しました。
この英文全体を訳すと「なぜそんな手の込んだ名前を付けたのか分からないけど、それってただの女子校が集まっている地域だよね」
となります。
佐天「卑屈だなあ だいたい初春はさ…」(3分15秒ごろ〜)
単語&フレーズ
grovel | 媚びる |
brown-noser | 太鼓持ち |
解説
「学舎の園」に対する憧れを語る初春に対する佐天さんのセリフ。
grovelは「這いつくばる」「屈服する」「媚びへつらう」といった意味があります。
土下座しているイメージの単語です。
stopの後ろなので grovelingとなっています。(to grovelだと「媚びるために止まる」という意味になりますね。)
You’re starting to sound like~なので「〜のように聞こえ始める」と言っていますね。
brown-noser は 「ゴマをする人」「太鼓持ち」という意味ですね。
語源はちょっと汚い話になるので自分で調べてください笑
この英文を訳すと、「媚びへつらうの止めてよ。ゴマ擦り野郎に聞こえてきたよ」
といった感じです。
佐天「”厳選された素材をイタリア本国と寸分たがわぬレシピで焼き上げたチーズケーキはまさに芸術品って書いてあるでしょ?」(3分32秒ごろ〜)
単語&フレーズ
cheesecake | チーズケーキ |
work of art | 芸術品 |
authentic | 本物の |
finest | 最高級の |
ingredient | 材料 |
解説
食べたいチーズケーキについて熱く語る佐天さんのセリフ。
Just read と言っているので「とにかく読んでみて!」と言っていますね。
命令文のjustは「とにかく〜して」「ただ〜しろ」のような意味で使われます。
what it says のitは佐天さんが持っている雑誌のことです。
work of art で「芸術品」という意味です。 workが「作品」という意味なのですぐわかると思います。
authenticは「本物の」「正真正銘の」という意味です。
日本語でも堅い文章で「オーセンティック」と使われることがあります。
finest は「最高級の」という意味ですね。fineの最上級です。
この英文を訳すと、「とにかく書いてあるのを読んでみてよ。”そのチーズケーキは、正真正銘のイタリアのレシピから作られた、最高級の素材のみを使用した芸術品だ” 」となります。
初春「佐天さんって意外とミーハーなんですね」(3分44秒ごろ〜)
単語&フレーズ
sucker for | ~に弱い |
advertising | 広告 |
解説
先ほどの佐天さんをふまえた初春のセリフ。
ミーハーは「流行に左右されやすい」という意味ですが、ここでは少し違う訳ですね。
sucker for~ で「〜に弱い」「〜が好きでたまらない」という意味です。
〜を見るとすぐに好きになってしまう、夢中になってしまうといったニュアンスです。
例えば、sucker for a handsome face で「面食い」という意味です。
ここでは sucker for advertising なので「広告に弱い」と言っています。
英文を訳すと、「佐天さんは思っていたより広告に弱いんですね」となります。
佐天「たまには外すくらいの茶目っ気があってもいいと思うな、私は」(4分20秒ごろ〜)
単語&フレーズ
exciting | 面白い |
slip up | うっかり間違える |
every once in a while | たまに |
解説
学園都市の天気予報に対しての佐天さんのセリフ。
It would be more exciting なので「よりワクワクするだろう」と言っています。
if 以下で「〜の場合」と言っていますね。
slip up で「うっかり間違える」という意味で、比較的軽い失敗(ケアレスミスのような)を表します。
every once in a while は「たまに」「ときどき」という意味で、once in a while でも同じ意味です。
a whileで「しばらくの間」なので、「しばらくの間に一回くらいのペースで」ということですね。
この英文を訳すと、「たまに外した方がより面白いと思うよ」といった感じです。
佐天「ああ、この格好じゃない? ここじゃ外の学校の生徒が珍しいんだよきっと」(5分33秒ごろ〜)
単語&フレーズ
I bet | ~だと思う |
outfit | 服装 |
unusual | 普通じゃない |
解説
「注目を集めている気がする」という初春に対しての佐天さんのセリフ。
I bet ~で「〜だと思う」という意味ですね。以前も紹介しました。
outfitは「衣装」という意味ですね。「団体」という意味もあります。
I’m sure (that) ~で「きっと〜だろう」とある程度確信している表現ですね。
for them の them は周りにいる「学舎の園」の女子生徒たちです。
to 以下で何が unusual(いつもと違う、珍しい)なのかを説明しています。
また、who以下でさらにstudentsを説明しており、who aren’t from this area なので「学舎の園」から来ていない学生のことです。
この英文を訳すと、「そうだね、それは私たちの格好だと思うよ。彼女たちにとっては、外部から来た学生は珍しいんだろうね。」となります。
まとめ
3話の冒頭5分30秒くらいまでに出てくる表現を6つご紹介しました。
1話4記事ペースでこれからも更新していく予定です。気長にご覧ください。
I don’t know why they gave it such a fancy name. It’s just the area of town where is clustered girls’ schools, you know.