就活などで履歴書に書けるTOEICの点数が600点と言われています。
ただ、英語がそこまで得意でない人にとっては、TOEICで600点を取るのは簡単ではありません。
そこで、TOEIC 910点の筆者が、TOEICで600点を取れない原因、そして取るための勉強法を詳しく解説していきます。
筆者も高校生の時は学年最下位レベルらしいよ
TOEICで600点が取れない原因
TOEICで600点が取れない原因は、単語力です。
つまり、英単語をしっかり覚えられていないことにあります。
単語くらいちゃんと覚えているよ!!
となるかもしれませんが、重要な視点があります。
ただ単語の意味を覚えているだけじゃダメ
「単語を覚えている」というのは「単語の意味がすぐ出てくる」ということです。
apple という言葉を見て「なんだっけ?そうかリンゴか」となっているようでは覚えられていないのです。
瞬時に「りんご」と出てくる必要があります。
TOEICの試験の中で一番かかっている時間は、「思い出している時間」や「悩んでいる時間」です。
その時間を減らすことができれば、かなり時間短縮につながります。
また、単語をしっかり覚えることはリスニングでも非常に重要です。
リスニングでは「さっきの単語の意味なんだっけ?」となっている間に次の英語が流れています。
「聴いたら意味がすぐ分かる」のが理想です。
「すぐに意味が思い出せる」レベルにすることが大切なのよ
慣れが非常に大切
TOEICは慣れることがとても大切です。TOEICのスピード感や時間配分は1、2回では掴みにくいでしょう。
全部通してやるのは大変なので、問題集などで「この4ページを⚪︎分でやる」といったふうに時間を測りながらやればいいでしょう。
TOEICで600点を取るための勉強法
TOEIC公式問題集が最強!!
TOEIC学習にとって「最強」とも呼べる教材が存在します。
それは「TOEIC公式問題集」です。
「TOEIC公式問題集」はTOEICテストを主催しているITECが作成している問題集です。
TOEICで出題される単語や表現は、9割方「公式問題集」に出てきます。
つまり、「公式問題集」で出題されている単語を学習すれば、自然とTOEICで必要な単語はほぼカバーできることになります。
単語帳を買わなくても、公式問題集を勉強することで、簡単に英単語の対策ができます。
問題演習も本番と全く同じ形式でできるため、時間配分、難易度の確認などにも便利です。
他の問題集が悪いわけではありませんが、公式問題集が圧倒的に精度が高いです。
公式問題集をやり込むことが大切だね
英単語の覚え方
英単語の覚え方は人それぞれなので、「これが正解」というのはなかなか示せません。
しかし。覚える際のコツはあります。
何回も繰り返す
人間の脳は繰り返すことで記憶が定着しやすく、忘れにくくなります。
1度で覚えるより、繰り返して覚えることを意識しましょう。
問題を自分で作る
「この単語の意味は?」のように問題形式にすると、「思い出す」ことによって記憶が定着します。「思い出す」のはすごく脳にとって良い行為です。
覚えるべきものを1箇所にまとめる
覚えたい単語が3つのノートに跨っていたら覚えにくいですよね。また、同じノートでも、飛び飛びのページだとわかりにくいです。
覚えるべきものが1箇所にまとまっているようにしましょう。
英単語を覚えるのにおすすめのアプリ(ツール)
Quizletというアプリがあります。
オンラインで英単語帳を作って管理できるアプリです。
単語カードや単語クイズなどを簡単に作成できるので、便利です。
スタディサプリENGLISHもコスパ最強
スタディサプリENGLISHでは、スマホやPCで簡単にTOEIC対策できます。
効果があるけどめんどくさいディクテーションも簡単にでき、詳しい解説動画もたくさん掲載されています。
20回以上分の模擬試験やTOEIC対策の単語帳まであります。
まとめ
TOEIC600点が取れない原因とTOEICで600点を取るための勉強法を紹介しました。
単語力がやはり大事ですので、公式問題集に載っている単語などをしっかり復習するようにしてくださいね。