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【基本情報技術者試験】損益分岐点を世界一丁寧に解説!!

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基本情報技術者

基本情報技術者試験を勉強していると、ビジネス関連の問題で「損益分岐点」が出てきます。
実はそこまで難しい話でもないのですが、慣れていない方からすれば少し戸惑ってしまうかもしれません。

そこで、今回は基本情報技術者合格者で、文系の筆者が詳しく解説していきます。

そもそも損益分岐点とは?

損益分岐点」というのは「どれくらい商品を売ると赤字が0になるのかを表す売り上げのことです。

「損」つまり損失と「益」つまり利益分岐する点であるため、「損益分岐点」と呼ばれます。
損益分岐点よりたくさん売れると黒字になり、損益分岐点より少なくしか売れないと赤字になります。

まずは簡単な例から

太郎くんは自分で椅子を作って販売しようと、1万円の工具を買いました。
椅子1個の材料費2000円です。これを1個あたり3000円で売ります。
何個売れば損得が0になるでしょうか。

椅子1個の材料費が2000円で、1個3000円で売るので、1個あたり1000円の利益になります。

ただ、最初に1万円の工具を買っているため、工具の費用を回収するためには
1万円÷1000円=10個売らないといけません。

これがいわゆる「損益分岐点」となる売り上げの数量です。
10個より多く売れると黒字になり、10個未満しか売れないと赤字になりますね。

用語説明

さて、最初に買った1万円の工具は後で何個椅子が売れようと、関係なく1万円の出費ですみます。こういった「何個売れようと関係なくかかるお金」のことを「固定費」といいます。

一般的に「固定費」は機械道具家賃光熱費などを指します。

対して、椅子の材料費は、1個作るたびに2000円がかかっています。
「売れば売るほど」材料費はかかっているというわけです。

売れば売るほどかかってしまう費用を「変動費」といいます。
売った個数に応じて変動するお金です。

損益分岐点の公式

赤字をなくすためには、最初にかかってしまう「固定費」を回収する必要があります。

しかし、1個売ると「価格ー変動費」分しか回収できません。先ほどの例で言うと3000円-2000円=1000円です。

そのため、損益分岐点となる売り上げの個数は「固定費/(価格-変動費)」で求められることになります。
ただ、この公式は覚える必要はありません。意味を考えれば、その場で導けます。

だいご
だいご

一番最初にかかってしまった費用(固定費)を1あたりの利益(価格ー変動費)で回収すればいいってことだね

過去問を詳しく解説!

基本情報技術者平成26年春期 午前問78

表は,ある企業の損益計算書である。損益分岐点は何百万円か。

ア. 250
イ. 490
ウ. 500
エ. 625

ちょっと難しい気もしますが、そんなに難しくありません。

売上原価は「商品にかかった材料費などの費用」です。

販売費、一般管理費(「販管費」と約します)は「商品を売る上でかかった営業費や管理費などの費用」です。

とりあえず、「商品を売ったり作ったりするのにかかったお金」くらいで理解すれば問題ありません。

まずは、変動費に注目しましょう。変動費は「売れば売るほどかかってしまう費用」のことでした。

売上原価の変動費(材料費など)は100です。
販管費の変動費(営業の費用など)は40です。

つまり合計の140がトータルの変動費になります。

700の売り上げがあると、140の変動費が発生する」ということですね。
つまり、1の売り上げに対しては0.2の変動費が発生します

ということは、1売り上げごとに0.8の利益が出ます

さて、固定費は200と300で合計500です。
これは「固定費」なので売り上げの量に関係なく発生します。

固定費を回収できれば「赤字」じゃなくなるので、500の固定費を1売り上げあたり0.8の利益で回収できればいいわけです。

つまり、500/0.8625の売り上げ分売ればいいことになります。

これが「損益分岐点」です。

まとめ

今回は損益分岐点について詳しく書いてみました。
ややこしいかもしれませんが、少し計算をするだけで解けてしまいますので、是非マスターしてください。

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