基本情報技術者試験は、情報処理分野における基礎知識を問う国家資格です。
IT技術者を目指す方、ITの知識を身に着けておきたい文系の方にもおすすめの試験です。
筆者は文系ですが、基本情報技術者に加え、その先の応用情報技術者試験まで合格しています。
筆者の経験を踏まえて、ほとんどITの知識がない方向けに基本情報技術者試験のおすすめの勉強方法を紹介します。
是非参考にしてください。
①: 「基本情報技術者試験」のテキストを読む(1回目)
基本情報技術者のテキストを1回読みます。
全部理解しようとせず、とりあえず目を通す程度で問題ないです。
テキストの選び方
テキストは、何を選んでもある程度の内容はカバーしています。
よって、好きなもの、理解しやすいを選ぶのが望ましいです。
筆者が使っていたお薦めのテキストは「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」です。
堅い表現などが少なく、イラストも豊富なのでとても分かりやすいです。
②: 「基本情報技術者試験」のテキストを読む(2回目)
なんとなーく全体像が分かったら、今度は丁寧に読んでいきましょう。
単語を覚えつつ、理解することも意識してください。
分からないことは適宜調べましょう。
Googleの画像検索で実際に画像を見てみるなども有効です。
こちらのサイトなどは説明が分かりやすく、勉強の助けになると思われます。
③: 「基本情報技術者試験」の問題演習
過去問を中心に問題を解いていきましょう。以下のサイトが便利です。
おそらく、最初は分からないところが結構あると思います。
分からなかったところ、間違えたところはテキストに印を入れたり、テキストに載っていないものはテキストの余白やノートなどに書いておきましょう。
④: ②と③を繰り返す
問題演習をして、間違えたところを復習しながらテキストを読んでいくのを繰り返します。
目安としては過去問で75%くらい取れるようにしておけば十分です。
筆者は9割の点数を取りましたが、正直大きな意味はないと思いました。
⑤: 科目B対策をする
少々厄介なのが科目Bで、いわゆる「アルゴリズム」の部分です。
アルゴリズムはセンスのある方なら過去問だけでもできなくはないでしょうが、
基本的には専用の参考書を買うことをおすすめいたします。
筆者も使っていたおすすめの参考書を紹介しておきます。
アルゴリズムは、シンプルなものから丁寧にやることが大切です。
基本情報技術者全体はざっくりと理解してから詳細をやった方がいいのですが、アルゴリズムは一つ一つ理解して丁寧にやってください。分かるまで次にすすまないようにしましょう。
「意味を考えながら解く」癖をつけていけば、基本情報技術者レベルなら絶対大丈夫です。
⑥軽い気持ちで試験に申し込んでおく
軽い気持ちで試験に申し込むのが大切です。2023年度から、毎月受けられるようになりました。
「落ちても来月受けられるや」くらいの気持ちで申し込んでいきましょう。
まとめ
基本情報技術者試験に合格するためには、丁寧に一つ一つ積み上げて勉強することが大切です。
文系にとってはややきつい試験ですが、実は合格率は情報系以外の理系の方とほとんど変わりません。
本記事を参考にしながら、自分に合った勉強方法を見つけ着実に知識を身につけていきましょう。