基本情報技術者試験を受けるのに1番の壁が科目B(旧:午後試験)の「アルゴリズム」です。
特に、情報系出身じゃない方は「なんじゃこりゃ」となると思います。
筆者も文系出身だったので「?」でした!!文系に優しくない試験ですよね!!
そこで、今回は文系出身の筆者が、アルゴリズムがある程度できるようになったコツを3つお教えします。
問題文をしっかり読む!
問題文をしっかり読んでください。
「何を目的とした」プログラムかを把握しておくことで、理解しやすくなります。
アルゴリズムに苦手意識があると、焦りで「日本語の問題文」をあまり読まずに「擬似言語」の部分をすぐに読んでしまおうとしがちです。
「日本語の問題文」をまず理解しましょう。
とりあえず手を動かす
「よくわからない」場合は手を動かしましょう。
変数を書き出して、その値がどういう変化をするかを調べてみましょう
手を動かしながら調べることで、「プログラムがどう動くのか」や「何のための変数なのか」などが分かってきます。
コンピュータの代わりになって、自分がプログラムを動かしてみましょう
そこそこできるプログラマーでも、手を動かしてみないとよくわからなかったりします。
変数を日本語に置き換えながら読む
例えば、「 塗り替えたい色を,変数 NC で指定する。」(平成21年春期問8)と書いてあるとします。
擬似言語ではNCを毎回「エヌシー」ではなく「塗り替えたい色」と読みます。この場合、NCなので「ぬりかえカラー」のように読んでもいいでしょう。
変数として文字を読むのではなく、「何の変数なのか」に置き換えて読んでいってください。
変数には意味があります。 変数を読むのではなく、意味を読むように心がけてください。
基本情報技術者試験アルゴリズム対策のおすすめ書籍
筆者が基本情報技術者のアルゴリズムの勉強に使っていた本を紹介します。
この本は擬似言語の基本的な読み方から教えてくれます。基礎的なところから、だんだん難しくなっているので、徐々にレベルアップできます。
どの本を購入するか迷っている方は是非使ってみてください。
科目A試験対策が基本!
基本情報技術者試験は科目A試験の対策が基本です。
アルゴリズムに気を取られていると、科目Aで足元を救われます。
「どちらか一方」に偏らないように勉強していきましょう。
さいごに
基本情報技術者のアルゴリズムは、経験がないと難しいです。
ですが、今後のプログラミング学習においてはすごく役立つので、是非頑張ってトライしてみてください。
ぶっちゃけ、やってれば慣れます。