アニメ制作会社のほとんどが関東にあり、アニメの舞台、いわゆる「聖地」がたくさんあります。
私は50作品以上のアニメの聖地巡礼をしてきました。
その中でも、選りすぐりの関東のアニメの聖地を紹介します。
ぜひ、聖地巡礼を楽しんでください。
また、読者様の行先の選定のために、行きやすさと没入感(どれだけ作中に入り込んだ感覚が得られるか)を独断と偏見で評価したいと思います。
「らき☆すた」の聖地 千葉県久喜市
「らき☆すた」は美水かがみ先生著の漫画が原作で、2007年に京都アニメーションからアニメ化されました。
「らき☆すた」は主人公の泉こなたとその友人が繰り広げるコメディ作品で、1話完結型の作品です。
当時はびっくりするほどの人気を誇り、オープニングテーマ「もってけ!セーラーふく」は伝説のアニソンと化しています。
「聖地巡礼」という概念を広めたのもこの作品です。
作品の人気は行政も把握しているようで、登場人物の「柊かがみ」はご当地ゆるキャラになるほどです。
場所は千葉県の久喜市が中心です。
主にオープニングに出てくるシーンが主になります。
神社の鳥居は台風の影響で倒壊してしまいましたが、復活が待たれるところです。
(追記)神社の鳥居は復活しています。
「ラブライブ!」の聖地 東京都千代田区
今では超人気コンテンツとなったラブライブ。2013年にサンライズからアニメ化されました。
9人の女子高生が「スクールアイドル」として学校の魅力を発信し、廃校寸前の学校を救うために立ち上がるお話です。
「学園」「部活」「アイドル」「スポ根」のすべてを詰め込んだ作品です。
秋葉原、神田あたりが中心なので、アクセスもよく、徒歩でほとんど回れてしまいます。
中でも、神田明神は作中でよく登場することもあり、ファンの間ではまさに神聖地(神社だけに)となっています。
主人公の穂乃果の実家は実際にある和菓子屋がモデルになっています。
「TARI TARI」の聖地 神奈川県鎌倉市
「TARI TARI」は2012年にP.A.WORKSよりアニメ化されたオリジナルアニメ作品です。
TARI TARIは母の死をきっかけに音楽を諦めた主人公の和奏が、「合唱時々バドミントン部」のメンバーとして再び音楽を通じて友情を育んでいくお話です。個人的にはもっと知られてもいい作品だと思っています。
ちなみに炭治郎で有名な花江夏樹さんの初レギュラー作品です。
舞台は江ノ島、鎌倉エリアです。
江ノ島に主人公の和奏の家のモデルになった甘味処「あぶらや」さんがあります。
また、スラムダンクで有名な鎌倉高校前の踏切も出てきます。
江ノ島電鉄で海を見ながら聖地巡礼をしましょう
関東県にお住まいの方はアクセスしやすいです。
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の聖地 神奈川県藤沢市
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」は電撃文庫の人気ライトノベルが原作で、2018年にClover Worksからアニメ化されました。
タイトルのインパクトとは裏腹に、SF要素の強いシリアスな作品です。
通称「青ブタ」。登場人物が珍現象に巻き込まれるのを主人公の咲太がなんとかしていくお話です。
この作品も鎌倉、藤沢あたりが舞台になっています。
オープニングで主人公が江ノ電と併走するシーンが印象的です。
TARITARI、スラムダンクなどと一緒に聖地巡礼できるので、もしよければ一緒に行ってみてください。
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の聖地 埼玉県秩父市
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」は2011年A-1Picturesからアニメ化されました。いわゆる「あの花」です。
「超平和バスターズ」という仲良し6人組として活動していた主人公の「じんたん」らはメンバーの一人の「めんま」の事故死により疎遠になってしまいます。
しかし、亡くなったはずの「じんたん」の元に「めんま」が現れ、「願いを叶えてほしい」と言ったことで「超平和バスターズ」は再び活動し始めます。
エンディングの「secret base 〜君がくれたもの〜」がカバーですが超有名です。
舞台は埼玉県秩父市で、聖地巡礼としてとても有名です。
「秩父橋」が聖地で有名です。街を上げてPRしているので、ぜひ行ってみてください。
さいごに
関東のアニメの聖地を5つ紹介しました。
他地域の方でも比較的行きやすいものを選びました。
ぜひ、聖地巡礼で思い出を作ってくださいね。