Kindle Direct Publishing(KDP) いわゆるKindle出版では、Kindleで自分の電子書籍を出版し、販売することができます。
在宅で簡単にお小遣いを稼ぐ方法の一つとしておすすめです。
しかし、Kindle出版ではなんでも自由に出版できるわけではありません。
Kindle出版では審査を受けて通る必要があります。
そこで今回は、Kindle出版(KDP)の審査にかかる時間、審査の内容、審査の基準について詳しく解説していきます。
Kindle出版の審査の内容
Kindleで電子書籍を出版する際に内容、表紙、商品説明などを審査されるのがKindle出版です。
審査に合格することで自分の作成した書籍を販売することができます。
「コンテンツポリシーに違反していないか」
政治、暴力、差別、わいせつなどの公序良俗に反するような内容がある場合、審査が拒否されることがあります。
Kindleではこういった内容に違反していても審査に通ることがあります。
Kindleストアで危ない商品が多々販売されているのもこれが原因です。
しかし、時間が経った後に急にアカウントが停止されるといった事態につながるため、こういったコンテンツポリシーに違反する内容はあらかじめ気をつけておくことが賢明です。
「他の著作物と内容が同じでないか」
これもコンテンツポリシーの一部なのですが、重要なので別項目として書きます。
他人の文章をそのまま使ったようなものは違反になります。
また、自分のブログやサイトの文章でも違反になります。
「商品説明や表紙が適切か」
誤解を与えるような表現、内容と食い違う商品説明などは違反になります。
例えば、中身は小説なのに「ブログ運営法」というタイトルをつければ当然違反になります。
Kindle出版の審査基準
Kindle出版の審査は比較的緩いです。
審査の内容が細かく、厳しいように思えます。
しかし、常識的な内容であれば落ちることはまずありません。
筆者は何回も出版していますが、審査に引っかかったのは1回だけです。
普通の内容であれば落ちることはないので、怯える必要はありません。
Kindle出版の審査にかかる時間
Kindle出版は出版しようとした時から審査が始まります。
基本的には2日程度です。気長に待ちましょう。
Kindle出版の審査手順
明確に言及されてはいませんが、おそらく大抵の場合はAIなどの機械で判定されています。
というのも、商品説明に句読点を少し足しただけで急に審査に落ちたりすることがあります。
人の手でやっていればおそらく起こらない現象でしょう。
機械での判定に引っかかったり、問い合わせを受けた場合に人の手で審査されているものと思われます。
審査に落ちた場合の対処法
審査に落ちた場合は「ブロック」という状態になることがほとんどです。
その際はKDPからメールが届きますので、確認して返信しましょう。
誤って審査に落ちてしまうことも珍しくないため、内容に不備がないと思うのであれば、早急に返信することをお勧めいたします。
まとめ
今回はKindle出版(KDP)での審査にかかる時間や、審査基準、審査手順などを解説しました。
「審査」というと少し怖いイメージがありますが、実際は大したものではないので、気楽に出版してみてください。