サイトやブログを作る上で初心者の方に難しいのがDNSの設定です。
DNSの設定がうまくできないと、サイトがうまく表示されず、サイトを作っていくことが困難になります。
今回は、さくらのレンタルサーバをお使いの方向けに、DNSの設定の仕方をわかりやすく解説していきます。
手順通りにやれば結構簡単です。気楽にやりましょう!
そもそもDNSって何?
興味のない人は読み飛ばしてくださいね
DNS(Domain Name System)とは、IPアドレスとドメインを紐づけるものです。
IPアドレスというのは、インターネットの世界での住所のことです。
数字で表されます。
サイトのデータをサーバに保存すると、サーバのIPアドレスにデータが置いてあることになります。
本来はサイトを見ようとする場合、このIPアドレスの場所にデータを貰いにいくことになります。しかし、こんな数字は意味不明です。
そのため、グーグルであればgoogle.comとか、このサイトであればindoortimes.netなどの比較的分かりやすい名前をIPアドレスにつけてあげます。
これが「ドメイン」です。先ほど説明したIPアドレスにこの「ドメイン」で名前をつけてあげます。
ただ、これはあくまで「名前をつけただけ」なので、どの名前がどのIPアドレス(住所)に対応しているかを、ちゃんと教えてあげなければいけません。
そこで、DNSというのを設定することで、「google.comならここのIPアドレスに行ってね」と教えてあげることができます。
さくらのレンタルサーバでのDNSの設定の方法
さくらのレンタルサーバにドメインを登録
あらかじめ取得しておいたドメインをさくらのレンタルサーバに登録していきます。
さくらのレンタルサーバのコントロールパネルにログインして、左側のメニューから「ドメイン/SSL」をクリックします。
「ドメインを新規追加」をクリックします。
下の方に行くと「他社で取得したドメインを移管せずに使う」という項目があるので、「追加」をクリックします
「他社で取得した独自ドメインの追加」のところに自分が取得したドメインを入力して「追加」をクリックします。
これでさくらのレンタルサーバでの作業は以上になります。
ドメインのネームサーバを書き換える
ドメインの取得に利用したサイトにログインします。
筆者はお名前.comを使用しています。
「ネームサーバーの設定」から「ネームサーバーの設定」をクリックします。
ドメインの一覧が出てくるので、設定したドメインにチェックを入れて「他のネームサーバーを利用」をクリックします。
下にスクロールすると「ネームサーバ情報を入力」という項目があるので、
1プライマリネームサーバーと2プライマリーサーバーに次のように入力します。
1プライマリネームサーバー | ns1.dns.ne.jp |
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2プライマリネームサーバー | ns2.dns.ne.jp |
これで「確認画面へ進む」をクリックすれば完了です。
webサイトの確認をする
設定したドメインのURLにアクセスして、サイトの確認をします。
ちゃんと表示できた場合は成功です。
うまく表示されない場合はWordPressなどの設定やネームサーバが正しく設定されているかなどを確認してみてください。
まとめ
今回はさくらのレンタルサーバでDNSの設定をする方法を詳しく解説しました。
分かってしまえば5分もかからない作業ですので、身構えずにやってみてください。