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応用情報技術者は大学生の就職活動に有利?メリットとデメリットを解説

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応用情報技術者

大学生が就活する上で気になるのが「資格」欄です。
中でも応用情報技術者試験はITの資格の一つとして有名です。

しかし、応用情報技術者試験は「意味ない」「役に立たない」と言われることもあります。

そこで、応用情報技術者に合格している筆者が、大学生が就職する上で応用情報技術者試験を受験する意味はあるのか、メリットデメリットを詳しく解説していきます。

応用情報技術者は就活で意味ある?

だいご
だいご

わざわざ応用情報なんか取って就活で意味あるの?

応用情報技術者試験を習得することに意味はあります。
就活やその後のキャリアにおいてもプラスの面があるでしょう。


ただ、「応用情報を持っているから内定」ということはもちろんありません。
基本的には面接での受け答えなどが大事ですので、あくまでプラスアルファに捉えましょう。

大学生の就職での応用情報技術者試験のメリット

応用情報技術者試験を受験する具体的なメリットを紹介していきます。

IT系での就活で評価される

IT系、特にシステムエンジニアプログラマーとして就活する場合は応用情報技術者は評価される資格です。

情報系出身の場合

情報系の大学や学部を出ていたとしても「ちゃんと勉強をしようという意思がある」ことをアピールできます。
また、一定以上の知識があることの証明にもなるので、採用する側に多少の安心感を与えることができます。

文系出身の場合

文系出身の場合は、

採用担当
採用担当

この人ちゃんとITの勉強できるの?

採用担当はこう思っているはずです。そのため、応用情報技術者を持っていることはアドバンテージになります。

「大学の専門分野ではないのに、応用情報を持っている」ということはそれだけ自主的に勉強したという証ですので、就職活動に有利に働きます。

給料が上がる


企業によっては、応用情報技術者を持っているだけで5000円1万円程度資格手当」として給料が上がる会社があります。
新入社員の給料はそれほど多くないですから、5000円、1万円程度でもかなり大きいです。

IT系以外の就活でも評価される

応用情報技術者が評価されるのはIT系だけではありません
一般の社員全員にも一定以上のIT知識を求める会社が増えています。

例えば大手家具メーカーのニトリが新入社員全員にITパスポートの取得を義務付けました。

現在はあらゆる業務でITの活用を検討していく必要があります。ITの知識がなければ、「何ができるのか」「何ができないのか」やどうすれば実現できるかを判断するのは難しくなります。

セキュリティの観点から言えば、どんなに頑張ってセキュリティを強化しても、個々の社員のIT知識が低ければ、有害なメールを開いてしまうなどしてすぐに被害に遭ってしまいます。
そのため、情報部門じゃない社員にもITの知識が必要なのです。

また、情報部門以外の社員が多少のトラブルなら自分で解決できるようになると効率性が上がります。

そういった観点から、IT系でなくてもITの知識は必要不可欠になってきています。

応用情報技術者の就活でのデメリット

大学生が取るには少し難しい

応用情報技術者は勉強すれば実務経験がなくても十分合格できます

ただ、合格率25%前後と難易度自体が高いので、そう簡単ではありません。
実際、応用情報技術者試験の合格者の平均年齢30歳前後です。

年2回しか受けられない

応用情報技術者試験は春秋の年2回しか受けられません。
そのため、1度落ちてしまうと、半年後になってしまいます。


基本情報技術者ITパスポートは通年で受けられるため、応用情報技術者試験は1回の試験がより重いと言えるでしょう。

テキスト・受験料が少し高い


応用情報のテキストは分厚く、少し高いです。1冊3000円前後します。2冊程度で十分なので、莫大なお金というわけではないですが、学生には痛い出費でしょう。

応用情報の受験料7500円なので、合わせると1万4000円程度かかってしまいます。

合格後、メルカリなどで、使ったテキストや実際に受けた試験問題を売れば、3000円程度は回収できます。うまく活用してみてください。

すぐに実務ができるわけではない

応用情報技術者試験に合格したとしても、すぐに実務で活躍できるわけではありません。

応用情報技術者試験は「知識」を問う試験です。

現場で使うような知識や経験が全て学べるわけではありません。
また、プログラミングを実際にやる問題などもありません。

だいご
だいご

応用情報を持っているからといってプログラミングがすごくできるわけではないんだね

ただ、実務で出てくる用語などが理解しやすい聞いたことある言葉が出てくるといったメリットがあります。よって、実務の上でも役には立ちます

入社してから取る方が実は大変かも

企業にもよりますが、実際に働き始めるとしっかり勉強する時間を確保するのは難しいです。
朝から夕方(あるいは晩)まで働いた後に勉強するのはかなり根気が必要です。

会社によっては資格の勉強時間を確保してくれるところもあります。

また、試験も貴重な休みを削って受けにいかなければなりません。
働きながら資格を取るのは大変だということを頭に置いておいてください。

ただ、応用情報技術者に合格するとお祝い金のようなものを貰える会社があります。
10万円以上貰える会社も少なくありません。


「入社前に勉強しておいて、入社後に受ける」という選択肢もあるかもしれませんね。

まとめ

応用情報技術者試験に合格することで就活において様々なメリットがあります。
労力や時間、金銭面などを考えて受験を考えてみてくださいね。

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