イヤホンで聞くとなんとも言えない感覚に襲われるASMR。
咀嚼音や心音などが有名ですが、声優さんが囁いているASMRなどもあります。
そんなASMRを自作してみようと何故か考えたので、実際に作ってみました。
今回の記事では、「ささやき風ASMR」の作り方や実際に作ってみた完成品などを書いていきます。
元の音声を用意する
元の音声を用意します。
今回は「VOICEBOX」九州そら を用いた機械音声を用意しました。
私には誰も起こしてくれる人がいないので、めざましボイスにしてみました。
なんかこれでもいい気がしますが、これを編集していきます。
Audacityに取り込む
用意した音声を「Audacity」というソフトで編集します。
Audacityは以下のリンクからインストールできます。
Audacityを開いて、「ファイル」→「開く」から、編集したい音声ファイルを選択します。
このような画面になったら大丈夫です。(画像はMac版です)
音声をステレオに変換する
「ファイル」→「取り込み」→「音声の取り込み」で先ほどのファイルと同じ音声ファイルを選択します。
ファイル名が書いてある右の▼をクリックして、「ステレオトラックの作成」を押します。
これで音声が「ステレオ」に変換されました。
音の左右が反映されないのが「モノラル」で、左右別の音を出したりできるのが「ステレオ」です。
左右の音声を調整する
ステレオトラックの分離
もう一度先ほどの▼をクリックし、「ステレオトラックを分割」をクリックします。
これにより、左右から聞こえてくる音声をそれぞれ別に編集できます。
パンの調整
左側にあるツマミのうち、それぞれ下の部分が一番左と一番右になっていることを確認します。
そうなっていなければ動かして画像のようにしてください。
エンべロープツールで片側の音を調整する
エンベロープツールはWindowsでは上側中央に、Macだと左上にあります。
エンべロープツールをクリックし、上か下どちらかの波の部分でドラッグして波を小さくします。
片側は「うっすら聞こえる」程度にしてください。
片側の音を完全に消すより、ほんの僅か音を残した方が自然に聞こえます。
書き出し
「ファイル」→書き出し→「MP3として書き出し」を選択してください。
その後、品質、チャンネルモードの設定などがありますが、そのまま「保存」をクリックすれば大丈夫です。
音質を上げたい方は「品質」を高めに設定してください。
完成品がこちらです
Audacityで音を細かく調整すれば、もっとクオリティは上げられると思います。
まとめ
Audacityを使って、ささやき風のASMRの音声を自作する方法を紹介しました。
耳が幸せになれるよう、いろいろな音声で作ってみてくださいね。